第2回宮沢賢治国際研究大会−速報レポート25日


第2回宮沢賢治国際研究大会



 【宮沢賢治国際フェスティバル2000/第2回宮沢賢治国際研究大会】 


速報レポート

 今日の花巻

  ■ 宮沢賢治イーハトーブ館

  ■ ぎんどろ公園

  ■ イギリス海岸

 25日の主な日程

  ■ 宮沢賢治国際フェスティバル2000(13:20〜17:50)
    ・受付(12:00〜)
    ・アトラクション(鹿踊り)
    ・開会式(13:20〜)
    ・記念講演(14:00〜)
    ・アトラクション(鬼剣舞)
    ・イーハトーブ賛歌(17:20〜)
    ・イーハトーブ交流会(18:30〜20:00)


 SOUNDデータについて

  ■ 音声で講演・発表などの一部を聞くことができます。
  ■ 再生にはリアルプレーヤーを利用しています。
  ■ パソコンによる制限事項等については、当該機種のホームページ等でご確認ください。

Ver7 (日本語版)
Ver8 (英語版のみ)

  ■ ページ中の からダウンロードしてお楽しみください。


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■8月25日(金)


参加受付
 いよいよ宮沢賢治国際フェスティバル2000の始まりです。花巻は今日も真夏の日差しが照りつけるよいお天気となりました。会場となったのは、花巻農学校跡地付近、ぎんどろ公園に隣接する花巻市文化会館です。
 12時から受付が開始されました。市内、県内はもちろん、全国各地から賢治研究者・愛好者が集います。学会員の事前申込者には、プログラム、国際研究大会パンフレット、花巻観光の資料、ネームプレート、小冊子などがセットされた袋が手渡されました。学会事務局では、前回1996年に開催されたの第1回宮沢賢治国際研究大会の全記録を2冊にまとめた「宮沢賢治国際研究大会研究発表記録集」や、貴重な資料が多数収められた企画展示図録「拡がりゆく賢治宇宙 -19世紀から12世紀へ」の出張販売も行われました。

アトラクション(花巻農業高校)
 開会式に先立ち、アトラクションとして、花巻農業高等学校生徒による鹿踊りが披露されました。
 勇ましい太鼓が、ホール中に響きわたりました。花巻農業高等学校鹿踊り部は、本年度の「宮沢賢治イーハトーブ賞奨励賞」の受賞が決まっています。

開会式
 宮沢賢治国際フェスティバル2000実行委員会会長、宮沢賢治学会イーハトーブセンター代表理事力丸光雄より歓迎のあいさつがありました。
 引き続き、花巻市長渡辺勉さんからも、歓迎のあいさつがありました。また、岩手県知事増田寛也さんは都合により欠席されましたが、祝辞の代読がありました。

記念講演
 サトヤ・ブジャン・ヴァールマさん「インドと宮沢賢治」
 「インドと宮沢賢治」と題したサトヤ・ブジャン・ヴァールマさんの講演では、翻訳の難しさやインドでの賢治の作品の受容状況などが話されました。

(376K)
 山折哲雄さん「「坊っちゃん」と「デクノボウ」―漱石から賢治―」
 漱石の「坊っちゃん」に描かれた明るい正義感と、それとは全く正反対の「暗い漱石」との関係などを考えなが、「デクノボウ」とは一体何なのかを講演なされました。
 サカイ・セシルさん「フランスにおける宮沢賢治の受容―翻訳の形、意図、視野をめぐって―」
 フランスにおける賢治作品の翻訳小史や、同じ作品での翻訳の仕方の違いなどを具体的に解説され、最後に翻訳の不可能性、可能性について言及されました。

(370K)

アトラクション(北上農業高校)
 講演後のアトラクションは、北上農業高等学校による鬼剣舞(おにけんばい)です。笛や太鼓の音に合わせて身軽な動きが印象的です。鹿踊り、鬼剣舞と、一日のステージで賢治ゆかりの舞踊を両方楽しむことができました。

イーハトーブ賛歌
 特別発表として銀河学院中学校(広島県)と、花巻市立矢沢中学校生徒による「イーハトーブ賛歌」と名づけられた発表会が行われました。写真は、銀河学院中学による銀河鉄道の夜をモチーフにした演劇です。

イーハトーブ交流会
 今日のプログラムの最後は、全国にある「賢治の会」の交流会です。北海道から九州まで60以上もある「賢治の会」の交流を深めようということで、夜8時まで交流会が行われました。参加予定者を数十名オーバーするほど盛況で、各地の代表者から活動報告や、会のアピールなどが行われました。合間には合唱や郷土芸能が行われ和やかな集いとなりました。



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