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谷川雁「「呪の世界」へつづく変革」仏教、第13号、法蔵館、9010月、118123

 〈イーハトーヴ〉とは賢治における先駆的な認識であり、「はげしい呪力の作用する巨大な磁性体」としての東北の生活空間に対する命名であった、と主張。また、弟清六氏との談話から、父政次郎もまた賢治同様「呪力世界」を感受するアンテナを有していたことを知り、〈イーハトーヴ〉の原型が、父政次郎の心中に既に存在していた、とする。(鈴木)

事項索引:イーハトーヴ、宮沢政次郎、宮沢清六