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三好行雄「宮沢賢治の〈修羅〉」『近代の抒情』塙書房、90年9月、122127

 まず「雨ニモマケズ」の詩としての貧しさを指摘、求道者としての使命感に自己をゆだねた時、欝蒼たる湿地帯の迷路や幻惑を生みだした内的モチーフ、即ち「内を見る眼」をみずから閉ざすことになり、そこに詩人賢治の不幸があったとする。(大塚)

作品索引:「〔雨ニモマケズ〕」

事項索引:修羅