2-130

立石ゆかり「宮沢賢治の回心―「セロ弾きのゴーシュ」を中心に―」文化論輯、第1号、神戸女学院大学大学院、915月、4―20

 「セロ弾きのゴーシュ」は宮沢賢治の内面にある強い自意識、我執からの救出をテーマにした作品であり、理想のために自分一人暗く険しい道を行くことで他者との関係に深い闇を生じさせてきた賢治の回心―身近な人々との暖かい交流を大切に生き、自分の生活を持った上での菩薩道を行ける人に生まれかわろうとする―を示した作品ととらえている。(安藤)

作品索引:〔雨ニモマケズ〕「セロ弾きのゴーシュ」