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浜野卓也「「歯ぎしりする修羅」考―宮沢賢治論―」立教大学日本文学、第65号、立教大学日本文学会、913月、122130

 賢治の「内面にひそむ、さまざまな思念の乱反射に苦しみながら、それを単純・統一化する志向」の「プロセス」または「乱反射」自体を「修羅」とよび、いわゆる「賢者になり得なかった」ところにこそ「賢人」たるゆえんがあるという立場から、その生涯の要点を、「食う」「食われること」の矛盾や時代相とともに展望する。(栗原)

作品索引:「蜘蛛となめくぢと狸」「毒もみの好きな署長さん」

事項索引:「大菩薩峠」、賢者、修羅