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平尾隆弘「「完全」な銀河鉄道」『宮沢賢治への旅』文春文庫、913月、214220

 銀河鉄道は、生者の世界から死者の世界への一方通行であるゆえに「不完全な幻想第四次の銀河鉄道」であるとしたうえで、生者と死者の世界それぞれに「ほんたうの天上」が実現して両者が「架橋」され「生者と死者とが互いにゆききすることができるならば、銀河鉄道は双方の世界を自由に往復することが可能」になり、「完全な」銀河鉄道になると論じた。(杉浦)

作品索引:「銀河鉄道の夜」