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内田寛「少年小説「銀河鉄道の夜」を読む」かながわ高校国語の研究、第27号、神奈川県高等学校教科研究会国語部会、9110月、6165

 「銀河鉄道の夜」を、村瀬学の論を基点として、本論は「銀河鉄道の夜」とは「少年が理想的青年に成長するための通過儀礼の物語」と捉える。その作品分析を通して「人間は本質的に孤独」でありそのことを自覚した者だけが青年としてその後の人生」を歩み続け、かつ歩み続けねばならないのだ、という帰結点から、この作品が「明るく甘い少年期を終えようとする読者に向かって発せられた、賢治の美しくも苦いメッセージ」なのだ述べる。(萩原)

作品索引:「銀河鉄道の夜」