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宮沢賢治学会春季セミナー |
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賢治の青春を訪ねて
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「宮沢賢治と盛岡中学校─その最初の作品を読む─」 小川達雄氏
賢治の最初の文学作品である、明治42年の短歌を中心に、中学校時代の賢治のお話をうかがいました。 最初の一首は「中の字の徽章を買ふとつれだちてなまあたたかき風に出でたり」 これらの短歌の情景を具体的に追求していくのがおもしろいお話でした。 盛岡中学校はバンカラの校風で、賢治もそれにもれずずいぶんな悪ガキだったとのことでした。 ◆講演者の紹介◆ 埼玉県在住。昭和5年生まれ。盛岡市に40年間在住し、岩手県内各高校に勤務の後、 東京・埼玉の高校に勤務。古代文学専攻。 昨年9月まで盛岡タイムスに「宮沢賢治の中学校時代」390回連載。
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「宮沢賢治と盛岡高等農林学校─賢治の思想を育んだ所」 田口昭典氏
高等農林で賢治の後輩にあたる田口さんは、日本で最初の高等農林である盛岡高等農林の 出発から、いろいろなエピソードを交えてお話されました。 賢治の出た「農芸化学科」は今はもうなくなり、新しい学科になっているそうです。 寮の話や同窓生、鈴木梅太郎博士のオリザニンの研究など、盛岡高等農林にまつわる いろいろな話がありました。時間切れで「アザリア」同人の話が聞けなかったのは 残念でした。 ◆講演者の紹介◆
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「宮沢賢治における宗教」 黒澤 勉氏
渋い声で岩手弁をしゃべる黒澤さんは実はカソリックの信者だそうです。そんな黒澤さんから見た、 賢治の宗教経験をお話されました。 浄土真宗の家に生まれた賢治の宗教的な経験は、その後法華経との出会い、キリスト教への関心 などを経て、国柱会入会に至ります。 妹の死、農民運動から病についても、賢治の祈りはやむことはなかったという話でした。 ◆講演者の紹介◆ 岩手県滝沢村在住。岩手医科大学教養部教授。病者の文学、地域文化(方言・民謡)の研究、 「日本語つれづれ草」(岩手日報社)「東北民謡の父 武田忠一郎伝」「病者の文学─正岡子規」 「子規の書簡(上)(下)」「宮沢賢治作品選」「盛岡ことば入門(一)(二)」(いずれも信山社)など。
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