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宮沢賢治セミナー

7/26に夏季セミナー「賢治文学の奏でるうた―どこから来て、どこへ向かうのか―」を開催します

7/26(土)に宮沢賢治学会夏季セミナー「賢治文学の奏でるうた―どこから来て、どこへ向かうのか―」を開催します。作曲家や音楽評論家による鼎談とともに、花巻の合唱団によるミニコンサートも行います。終了後には「マルカンビル大食堂」にて懇親会を行いますので、参加希望者はご予約下さい。

 

夏季セミナー「賢治文学の奏でるうた ──どこから来て、どこへ向かうのか ──」

 宮沢賢治と音楽との関係は、これまでにも多面的な探究が行われてきています。伝記的な面では、賢治がどこでどのような音楽体験をしたのか、どのようなレコードを購入・鑑賞したのか、どのような知識を持ち、どのような音楽活動をしたのかということなど、調査・検討されてきました。また、賢治の創作に関する面では、賢治が作詞または作曲あるいは編曲した歌曲や、作品に挿入した歌の研究が行われるとともに、賢治文学の音楽性や、音楽と関係する作品・表現の研究も進められてきました。宮沢賢治学会イーハトーブセンターでも、最近では2021年に、賢治文学の音楽性とつながるオノマトペをめぐってセミナーを開催しています。

 とはいえ、賢治と音楽の問題はまだ論じ尽くされていないといえるでしょう。今回のセミナーでは、賢治文学の音楽性がどこから来て、どのようにその文学に結実したのか問い直すとともに、作曲家や音楽・文芸評論家に、賢治および賢治文学と音楽をめぐって語っていただきます。花巻のコーラスグループによるうたもお届けします。

 本会のセミナーにはどなたでも参加できます。懇親会以外は、事前申し込み不要です。
 懇親会は新たな試みとして、花巻名物の「マルカンビル大食堂」で行います。懇親会参加ご希望の方は、このリンクを押すと表示される専用フォームに必要事項を記入し、お申し込み下さい。締め切りは7月20日です。

 多くの皆さまのご参加を、お待ちしています。

〇期日: 2025年7月26日(土)

〇会場: 宮沢賢治イーハトーブ館 1階ホール

〇参加費:無料

〇主催:宮沢賢治学会イーハトーブセンター

〇内容:
  13:30 開会の言葉
      代表理事挨拶
  13:40 基調報告
    「宮沢賢治と音楽──入出力の多様性、語りと歌の連続性──」
      浜垣誠司(精神科医)
  ──休憩──
  14:30 鼎談 ~作曲家は語る、音楽・文芸評論家は考える~
    「《宮沢賢治と音楽》について思うこと」(仮)
      吉川和夫(作曲家)×萩京子(作曲家)×小沼純一(音楽・文芸評論家、詩人)
  ──休憩──
  15:45 ミニ・コンサート ~作曲家とともに~
    「賢治はうたう 賢治をうたう」(仮)
      合唱:桜台コーラス & 解説:吉川和夫、萩京子
  16:30 質疑応答
      浜垣誠司、吉川和夫、萩京子、小沼純一、桜台コーラス代表者
  16:55 閉会の言葉

  18:00 懇親会(マルカンビル大食堂)
      会費2000円(非会員3000円)

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