2025年度の第10回宮沢賢治学会イーハトーブセンター功労賞が、下記のように決定しました。
宮沢賢治学会イーハトーブセンター功労賞
川崎 貴 様
震災直後の神戸で「神戸宮沢賢治の会」を立ち上げて以来、30年にわたる読書会や朗読等を行い、近年は「影絵劇団白つめくさ」も立ち上げ、近隣の図書館や幼稚園、児童館、小学校等を回るなどの新たな活動も展開し、賢治精神と賢治作品の普及に努めたことに対して。
【選考理由】
川崎貴氏は1995年6月、阪神淡路大震災の年に神戸宮沢賢治の会を立ち上げ、以来30年間、代表として同会を牽引し、読書会や研究発表、朗読等を行い、1996年と2016年には宮沢賢治学会イーハトーブセンターの地方セミナーを神戸に招くなど、外部との接触も活発に行いながら研鑽を続けてきた。また、2015年に「影絵劇団白つめくさ」を立ち上げて、「銀河鉄道の夜」「注文の多い料理店」「セロ弾きのゴーシュ」等をレパートリーとして、近隣の図書館や幼稚園、児童館、小学校等で公演を行うといった新しい活動も行っている。
30年という短くない期間を、両会の中心的立場で活動を継続してきたことは、宮沢賢治学会イーハトーブセンター功労賞を贈呈するにふさわしい。
贈呈式について
賞贈呈式は、令和7年9月22日(月)午後に、花巻市定住交流センター(なはんプラザCOMSホール)で開催します。
贈呈式の詳細については、後日、改めてお知らせいたします。