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講座「宮沢賢治で卒論・修論書いてみる?」の申込み募集中!

 昨年に続き本年も、宮沢賢治とその作品を扱った卒論・修論を書こうとする学生向けの、講座を開催します。
 岩手県花巻市に本拠を置く「宮沢賢治学会イーハトーブセンター」の理事・編集委員による、オンライン講座です。

 あなたも、第一線の宮沢賢治研究者の指導に触れつつ、研究の領野に踏み出してみませんか?

2022年10月2日(日)13:00~16:20
Zoomによるオンライン開催

  • 対象:宮沢賢治で卒論・修論を書こうとしている大学生および大学院生
  • 規模:講師  7名 参加者 20~25名程度
  • 主催:宮沢賢治学会イーハトーブセンター
タイムテーブル

13:00~13:10 セミナー代表挨拶 講師紹介
13:10~14:20 参加者自己紹介(テーマは受付で記入)
         講師によるテーマ説明(1人10分)・グループ分け
14:20~14:35 休憩
14:35~15:25 各グループでの懇談(前半)
15:25~15:35 休憩
15:35~16:15 グルーピングを変えて懇談(後半)
16:15~16:20 まとめ

講師

大島 丈志(文教大学教育学部 教授)
 農業・労働・経済・絵本

大塚 常樹(お茶の水女子大学 名誉教授)
 文学理論・科学・動植物・音楽

鈴木 健司(文教大学文学部 教授)
 仏教・地学・心理学

千葉 一幹(大東文化大学文学部 教授)
 文芸批評・哲学・比較文学・文明論

宮川 健郎(武蔵野大学 名誉教授)
 児童文学・子どもと読書・国語科教育

岡村 民夫(法政大学国際文化学部 教授)
 民俗学・フィールドワーク・表象文化論

森本 智子(武庫川女子大学文学部 非常勤講師)
 風景環境学・ポップカルチャー・恋愛

申込み方法

 下のボタンを押して、表示されるフォームに必要事項を入力し、送信して下さい。

「宮沢賢治で卒論・修論書いてみる?」申込みフォームへ

 または、下記項目をメールに記入し、宮沢賢治学会イーハトーブセンター(kenji.info@kenji.gr.jp)までお送り下さい。
  名前 学校名 在学年 研究テーマ 電話番号 メールアドレス その他

 
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イーハトーブ館企画展示

「宮沢賢治─沢村澄子 現象的書展」の図録を販売しています

──宮沢賢治に対する書の関わり方にとどまらず、文学に対する書の関わり方という地平でも本展が画期的な達成であることを確信する。(岡村民夫「ライフ・オブ・ラインズ 沢村澄子と宮沢賢治」より)

 現在好評のうちに開催されている企画展「宮沢賢治─沢村澄子 現象的書展」の図録が、出来上がりました。

 全50ページの充実した内容で、屋内で展示されている全作品のほか、壮大な野外インスタレーションも、迫力満点の写真で収録されています。
 7月23日に行われた子ども向けワークショップ「賢治さんのダンボール箱つみき」の記録からは、子どもたちの歓声や熱気が溢れてくるようです。
 また、宮沢賢治学会イーハトーブセンター代表理事岡村民夫による論考「ライフ・オブ・ラインズ 沢村澄子と宮沢賢治」は、宮沢賢治自身の「書」、またその作品中に現れる「文字」の魅力を紹介しつつ、沢村澄子の「現象的書」との多彩な共鳴を解き明かしています。

 以下に、図録の表紙とそのページのごく一部を、ご紹介いたします。
 現在、宮沢賢治イーハトーブ館にて、1部1,500円にて販売しておりますので、どうぞお買い求め下さい。

企画展「宮沢賢治─沢村澄子 現象的書展」図録・一部紹介

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宮沢賢治学会イーハトーブセンター功労賞

宮沢賢治学会イーハトーブセンター功労賞が決定しました

宮沢賢治学会イーハトーブセンター功労賞

若尾 紀夫 様

宮沢賢治の盛岡高等農林学校時代の教員の研究テーマや賢治との交流を調査し、同窓生の証言を集め、2006年から同窓会「北水会」会報に連載し、「北水会」発足百周年の21年に『同窓生が語る宮澤賢治』に集成した功績に対して。

【選考理由】
 若尾紀夫氏は、宮沢賢治の盛岡高等農林学校時代の教員の研究テーマや賢治との交流を調査し、同窓生の証言を集め、2006年から同窓会「北水会」会報に連載し、同窓会発足百周年の21年に『同窓生が語る宮澤賢治 盛岡高等農林学校と宮澤賢治 120年のタイムスリップ』に集成した。多くの教員の事績や卒業生間の交流を広く紹介する他に、開校の経緯を押さえ、当時の施設や教材の写真を充実させている。賢治にとどまらず盛岡高等農林学校の歴史的意義を整理した功績はイーハトーブセンター功労賞にふさわしい。

贈呈式について

 賞贈呈式は、令和4年9月22日(木曜)午前10時より、花巻市定住交流センター(なはんプラザCOMSホール)で開催します。

 贈呈式の詳細については、後日、改めてお知らせいたします。

宮沢賢治学会イーハトーブセンター功労賞について

宮沢賢治学会イーハトーブセンター功労賞の過去の受賞者

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宮沢賢治賞・イーハトーブ賞

宮沢賢治賞・イーハトーブ賞、各奨励賞が決定しました

 2022年度の第32回宮沢賢治賞・イーハトーブ賞と、各奨励賞の受賞者が、下記のように決定しました。
 賞の贈呈式は、3年ぶりに花巻市のなはんプラザで、9月22日に開催する予定です。

宮沢賢治賞

栗原 敦 様

宮沢賢治の思想と事績と表現に関して綿密に調査し誠実に考察した論稿を、2021年に『宮沢賢治探究』上下二巻に集成し、賢治研究が多様に生まれ続ける中、実証と思索の統合が重要であることを示した業績に対して。

【選考理由】
 本賞の栗原敦氏は、宮沢賢治の思想と事績と表現に関して、綿密に調査し誠実に考察した論稿を、2021年に『宮沢賢治探究』(上巻「思索と信仰」、下巻「表現の論理」)に集成した。賢治と同時代の思想を広く参照し、賢治をめぐる家族・関係者・研究者に関する証言は貴重で、膨大な草稿に向き合い、年譜や事典の恣意的な記述や解釈を厳しく剔抉している。その上で、作品中の悲しみを抱える者への共感性が、思想や事績にも通底していることを指摘した。多様な様式で生まれ続ける賢治研究において、実証と考察を統合することの重要性を示した業績は宮沢賢治賞にふさわしい。

宮沢賢治賞奨励賞

朗読劇『銀河鉄道の夜』制作チーム(代表=古川 日出男)+ 監督・河合 宏樹 様

東日本大震災の2011年の12月から各地で上演した朗読劇「銀河鉄道の夜」を、コロナ禍中の21年に無観客野外朗読劇「映像作品「コロナ時代の銀河」」として映像化し、YouTubeで無料配信した功績に対して。

【選考理由】
 奨励賞の朗読劇『銀河鉄道の夜』制作チーム(代表・古川日出男)+ 監督・河合宏樹氏は、東日本大震災後の2011年12月から各地で上演した多声的な朗読劇「銀河鉄道の夜」を、コロナ禍中の21年3月に改訂し、無観客野外朗読劇「コロナ時代の銀河」として映像化し、YouTubeで無料配信した。タイタニック号の乗客とカムパネルラに訪れた悲劇と、現代に訪れた困難を重ね、廃校の校舎から校庭へと開放されていく空間において、多声を越え鎮魂と希望のために連帯する方途を示した功績は賢治賞奨励賞にふさわしい。

イーハトーブ賞

人形劇団プーク 様

宮沢賢治生前の1929年に人形劇団を創設し、48年の再建第一作に「オッペルと象」を公演し、53年には長編人形映画「セロ弾きのゴーシュ」を制作し、節目ごとに「オッペルと象」を再演してきた営為に対して。

【選考理由】
 本賞の人形劇団プーク氏は、宮沢賢治生前の1929年に創設された人形劇団で、48年の再建第一作に、農民に寄り添う姿勢に共鳴し、「オッペルと象」を選んだ。53年には長篇人形映画「セロ弾きのゴーシュ」を制作し、第一回東南アジア映画祭特別賞を受賞している。多彩な人形を操り、人間も舞台に上がり、音楽を活用し、71年には専用劇場も開設した。その後も「オッペルと象」を節目ごとに再演してきた営為はイーハトーブ賞にふさわしい。2019年(劇団創設90周年)からの再演は脚本・演出を一新し、本年1月に千秋楽を迎えた。

イーハトーブ賞奨励賞

アザリア奇譚部 様

宮沢賢治が盛岡高等農林学校時代に参加した同人誌『アザリア』の、同人13名の交流を2015年から紹介し、17年には『アザリア』創刊百周年記念展を企画し、コロナ禍中の21年にはYouTubeラジオで発信してきた営為に対して。

【選考理由】
 奨励賞のアザリア奇譚部氏は、宮沢賢治が盛岡高等農林学校時代に参加した同人誌『アザリア』の、同人13名それぞれの人物像と彼らの交流に注目してきた。その賢治を巻き込む青春群像を、2015年からコミック『アザリアの咲いた本』(全5巻)で紹介し、17年にはそれぞれの遺族の協力を得て『アザリア』創刊百周年記念展を企画し、コロナ禍中の21年にも「アザリア奇譚部」名義のYouTubeラジオで発信してきた。賢治の新しい魅力を軽快なフットワークで発信した功績はイーハトーブ賞奨励賞にふさわしい。

贈呈式について

 賞贈呈式は、令和4年9月22日(木曜)午前10時より、花巻市定住交流センター(なはんプラザCOMSホール)で開催します。

 贈呈式の詳細については、後日、改めてお知らせいたします。

宮沢賢治賞・イーハトーブ賞について

宮沢賢治賞・イーハトーブ賞の過去の受賞者

 

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イーハトーブ館企画展示

企画展「宮沢賢治─沢村澄子 現象的書展」を開催します


上画像をクリックすると、チラシが表示されます

第29回宮沢賢治賞奨励賞を受賞した沢村澄子が
宮沢賢治作品を書にしました。
手のひらに乗る小品から、壁一面の大作まで。
その書から様々な表情の宮沢賢治をご覧いただけるでしょう。
館内のみならず、野外にもユニークなインスタレーション作品が展開されます。

展示期間: 2022年7月2日(土)~10月10日(月)
時間: 8:30~17:00
会場: 宮沢賢治イーハトーブ館 1階展示場 ほか
主催:宮沢賢治イーハトーブ館/宮沢賢治学会イーハトーブセンター

「宮沢賢治─沢村澄子 現象的書展」

 「雲はなぜあんなに美しいのだろう……」

 35年前、盛岡に移住した沢村は、よく道に佇みその雲を眺めたといいます。時々の気温や湿度や風向きなどの、現象結果として生まれる雲……。
 ついに、「雲は何も表現していないから美しいのだ」とわかった時、沢村の現象的書作は始まりました。

 沢村は一貫して、〝場〟を重視した制作を続けています。今展でも、天井が高く凸凹のある展示場の特性や、館外の緑や風と、書はどのように呼応するでしょうか。
 宮沢賢治イーハトーブ館で初めてとなるこの書展は、ユニークで新鮮な空間性を提示することでしょう。

 宮沢賢治作品が、活字から手書き文字になることにより、新たな表情や意味合いを持ち始め、その書からこれまでに聞いたことのない賢治の音が、聞こえてくるかもしれません。

【沢村澄子略歴】

1962年大阪生まれ。新潟大学教育学部特設書道科卒業。高等学校、岩手大学の非常勤講師を経て、制作に専念。100回を超える個展を開催する。
2001年度岩手県美術選奨、2019年には第29回宮沢賢治賞奨励賞を、共に書の分野から初めて受賞。
書の概念を壊し、その本質を問う様々な活動は、野外インスタレーションにまでおよぶ。エッセイ、評論など執筆多数。

関連イベント

沢村澄子 子ども向けワークショップ
「賢治さんのダンボール箱つみき」

2020年7月23日(土) 13:30~16:30

  • 小学生~中学生対象
  • ダンボールに賢治作品などを書き、会場内に積んで共同立体作品とします。
  • 必要な材料はこちらで準備いたしますが、お好みの箱をお持ち下さっても結構です。
  • 墨や絵具を使用しますので、汚れてもよい服装でいらして下さい。
沢村澄子による屋外での公開制作

2022年8月27日(土) 13:30~

  • 講演「宮沢賢治と書 ライフ・オブ・ラインズ」
     岡村民夫(宮沢賢治学会イーハトーブセンター代表理事)
  • 質疑応答
    • 雨天の場合は屋内で行います

 

関連イベントの参加申し込みは、宮沢賢治学会イーハトーブセンター事務局まで。
電話: 0198-31-2116 FAX: 0198-31-2132 Mail: kenji.info@kenji.gr.jp

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イーハトーブ館企画展示

「宮沢賢治とエスペラント展」の図録を販売しています

 宮沢賢治イーハトーブ館では、現在同館で開催中の企画展示「宮沢賢治とエスペラント展」の図録を、1冊500円で販売しています。企画展における全ての展示パネルを収録したもので、全30ページです。
 また、下記の図録注文ページからは、ウェブ上で注文していただくこともできます。

 展示見学の記念に、またご覧になれなかった方も、ぜひお買い求め下さい。

企画展図録注文フォームへ

「宮沢賢治とエスペラント展」図録表紙