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イーハトーブ館企画展示

カイズケン イラスト作品展 宮沢賢治童話の世界

 宮沢賢治イーハトーブ館展示場にて、「カイズケン イラスト作品展 宮沢賢治童話の世界」を行います。

 カイズケンさんによるイラストをパネル展示いたします。

 今回は特別に、原画一点とアニメーション素材も展示しております。また、展示室では第34回イーハトーブ賞奨励賞受賞時の講演内で上映されたアニメーション作品「よたか」もご覧いただけます。

  • 日時: 2025年10月7日(火)~2026年2月15日(日) 
  • 会場: 宮沢賢治イーハトーブ館展示場
  • 申込み・問合せ: 宮沢賢治学会イーハトーブセンター
        電話(0198-31-2116)またはメール(kenji.info@kenji.gr.jp)

カイズケン プロフィール

2001年 東京芸術大学美術学部デザイン化卒業

2004年 東京芸術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了

2006年 コマ撮りアニメスタジオにてアルバイトスタッフ

2025年 現在、画家・イラストレーターとして活動

主な作品等

1999年 テレビ東京「たけしの誰でもピカソ」アートバトル グランドチャンピオン

2012年 ひめゆり平和祈念資料館・制作「アニメひめゆり」のイラストを手がける(完成)

2021年 ひめゆり平和祈念資料館・展示用イラストの制作(完成)

 

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宮沢賢治学会イーハトーブセンター功労賞

宮沢賢治学会イーハトーブセンター功労賞が決定しました

 2025年度の第10回宮沢賢治学会イーハトーブセンター功労賞が、下記のように決定しました。

宮沢賢治学会イーハトーブセンター功労賞

川崎 貴 様

 

 震災直後の神戸で「神戸宮沢賢治の会」を立ち上げて以来、30年にわたる読書会や朗読等を行い、近年は「影絵劇団白つめくさ」も立ち上げ、近隣の図書館や幼稚園、児童館、小学校等を回るなどの新たな活動も展開し、賢治精神と賢治作品の普及に努めたことに対して。

【選考理由】
 川崎貴氏は1995年6月、阪神淡路大震災の年に神戸宮沢賢治の会を立ち上げ、以来30年間、代表として同会を牽引し、読書会や研究発表、朗読等を行い、1996年と2016年には宮沢賢治学会イーハトーブセンターの地方セミナーを神戸に招くなど、外部との接触も活発に行いながら研鑽を続けてきた。また、2015年に「影絵劇団白つめくさ」を立ち上げて、「銀河鉄道の夜」「注文の多い料理店」「セロ弾きのゴーシュ」等をレパートリーとして、近隣の図書館や幼稚園、児童館、小学校等で公演を行うといった新しい活動も行っている。
 30年という短くない期間を、両会の中心的立場で活動を継続してきたことは、宮沢賢治学会イーハトーブセンター功労賞を贈呈するにふさわしい。

贈呈式について

 賞贈呈式は、令和7年9月22日(月)午後に、花巻市定住交流センター(なはんプラザCOMSホール)で開催します。

 贈呈式の詳細については、後日、改めてお知らせいたします。

宮沢賢治学会イーハトーブセンター功労賞について

宮沢賢治学会イーハトーブセンター功労賞の過去の受賞者

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宮沢賢治賞・イーハトーブ賞

宮沢賢治賞・イーハトーブ賞が決定しました

 2025年度の第35回宮沢賢治賞・イーハトーブ賞と、宮沢賢治賞奨励賞の受賞者が、下記のように決定しました。
 賞の贈呈式は、9月22日に花巻市のなはんプラザで開催いたします。

宮沢賢治賞

加倉井 厚夫 様

 アクセス数100万件を越える個人ブログサイト「賢治の事務所」を運営し、賢治と天文学を初めとする自身のエッセイや論考を発表、併せて宮沢賢治に関連する多彩な情報を紹介して、現代的なメディアによる先駆的な研究発信を約30年間にわたって行っている業績に対して。

宮沢賢治賞奨励賞

谷口 義明 様

 天文学の専門的な見地から宮沢賢治の作品を解説し、文系理系を問わぬ読者に宮沢賢治作品を紹介した天文学の入門書『天文学者が解説する 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』と宇宙の旅』(単著)や放送大学のテキスト『宮沢賢治と宇宙』(共著)を執筆し、意欲的な研究を継続している功績に対して。

名取 佐和子 様

 現代の架空の高校を舞台に生徒のサークル「イーハトー部」を設定し、不登校となった部の創立者が残した「本当の幸いは遠い」の意味を探る過程を、賢治の作品や賢治に関連する語を組み込みながら描き、賢治文学の主題である弱者へのやさしさを現代的に表した小説『銀河の図書室』に対して。

イーハトーブ賞

瀬川 正子 様

 賢治の友人であった藤原嘉藤治の開拓した岩手県紫波町に園芸施設「ビューガーデン」を開設し、22回のパネル展、14回の嘉藤治をしのぶ音楽会を開催したほか、資料集『賢治さんの人格・芸術を世界へ 藤原かとうじが残したもの』を刊行し、賢治文学の普及・研究活動に貢献してきた業績に対して。

イーハトーブ賞奨励賞

該当なし

贈呈式について

 賞贈呈式は、令和7年9月22日(月)午前10時より、花巻市定住交流センター(なはんプラザCOMSホール)で開催します。

 贈呈式の詳細については、後日、改めてお知らせいたします。

宮沢賢治賞・イーハトーブ賞について

宮沢賢治賞・イーハトーブ賞の過去の受賞者

 

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イーハトーブ館企画展示

企画展「1924年の春─『春と修羅』『注文の多い料理店』刊行 100 年─」の図録を販売しています

 現在好評のうちに開催されている企画展「1924年の春─『春と修羅』『注文の多い料理店』刊行 100 年─」の図録が、出来上がりました。

 1924年に宮沢賢治は、生前唯一の詩集(心象スケッチ)『春と修羅』と、童話集『注文の多い料理店』を刊行しました。
 賢治の創作活動における画期の年から100周年という節目にあたり、宮沢賢治学会イーハトーブセンターは、新発見資料も含めて、『春と修羅』と『注文の多い料理店』に関する多角的な展示を企画しました。
 今回完成した図録は、この展示内容をカラーで収録した、充実したものになっています。

 現在、宮沢賢治イーハトーブ館売店およびインターネット注文にて、1部1,500円でこの図録を販売しております。
 『春と修羅』および『注文の多い料理店』に関心をお持ちの方は、この機会にぜひお買い求め下さい。

 下のボタンを押していただければ、図録のインターネット注文のページが表示されます。

企画展図録注文フォームへ


「1924年の春─『春と修羅』『注文の多い料理店』刊行 100 年─」図録表紙

「1924年の春─『春と修羅』『注文の多い料理店』刊行 100 年─」図録裏表紙

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イーハトーブ館企画展示

「宮沢賢治─沢村澄子 現象的書展」の図録を販売しています

──宮沢賢治に対する書の関わり方にとどまらず、文学に対する書の関わり方という地平でも本展が画期的な達成であることを確信する。(岡村民夫「ライフ・オブ・ラインズ 沢村澄子と宮沢賢治」より)

 現在好評のうちに開催されている企画展「宮沢賢治─沢村澄子 現象的書展」の図録が、出来上がりました。

 全50ページの充実した内容で、屋内で展示されている全作品のほか、壮大な野外インスタレーションも、迫力満点の写真で収録されています。
 7月23日に行われた子ども向けワークショップ「賢治さんのダンボール箱つみき」の記録からは、子どもたちの歓声や熱気が溢れてくるようです。
 また、宮沢賢治学会イーハトーブセンター代表理事岡村民夫による論考「ライフ・オブ・ラインズ 沢村澄子と宮沢賢治」は、宮沢賢治自身の「書」、またその作品中に現れる「文字」の魅力を紹介しつつ、沢村澄子の「現象的書」との多彩な共鳴を解き明かしています。

 以下に、図録の表紙とそのページのごく一部を、ご紹介いたします。
 現在、宮沢賢治イーハトーブ館にて、1部1,500円にて販売しておりますので、どうぞお買い求め下さい。

企画展「宮沢賢治─沢村澄子 現象的書展」図録・一部紹介

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イーハトーブ館企画展示

「宮沢賢治とエスペラント展」の図録を販売しています

 宮沢賢治イーハトーブ館では、現在同館で開催中の企画展示「宮沢賢治とエスペラント展」の図録を、1冊500円で販売しています。企画展における全ての展示パネルを収録したもので、全30ページです。
 また、下記の図録注文ページからは、ウェブ上で注文していただくこともできます。

 展示見学の記念に、またご覧になれなかった方も、ぜひお買い求め下さい。

企画展図録注文フォームへ

「宮沢賢治とエスペラント展」図録表紙